剣道 高校選抜県予選 ~ 今治精華高校女子 初V
お知らせ剣道の全国高校選抜大会県予選が12月24日(土)県武道館にて行われ、男女団体が出場し、女子が優勝、男子が準優勝というすばらしい結果となりました。下記は、翌日の愛媛新聞に掲載された記事からです。
【2022年12月25日付愛媛新聞】
剣道の全国高校選抜大会県予選は24日、県武道館で行われ、女子の今治精華が初優勝を飾った。男子は帝京第五が2年連続14度目の頂点に立った。
男女優勝校は2023年3月、愛知県で行われる全国大会に出場する。
【エースが勝負決める 今治精華】
今治精華がチームの決め事を守り、エースが勝負を決める「必勝パターン」で初優勝をつかんだ。
済美との決勝、1―2で迎えた大将戦で高橋が圧巻の攻めを見せた。開始1分たたないうちに下がった相手に担ぎ面を決めると、続く開始の合図で飛び込み小手をたたいた。「気づいたら決まっていた、調子がいい時の感覚」と電光石火の攻めにはにかんだ。
準決勝でも代表戦にもつれた戦いを面で制するなど、独壇場の活躍だった高橋は「チームでの勝利」を強調。連敗しない、二本負けしないという団体戦での「鉄則」を各自が実行したことを勝因に挙げた。決勝で次鋒敗戦後の中堅戦に勝利した1年藤本は「流れを変えようと、受けに回らなかったのが良かった」。
女子部発足6年目にして、6月に県総体で初優勝。11月の新人大会、今大会と3大会連続で愛媛の頂点に立ってみせた。高橋は「大舞台でも全員が平常心で力を出せるよう、稽古を積んでいく」。勢いそのままに全国での常勝を目指し、慢心なく突き進む。(門屋駿介)
【女子決勝】大将戦で面と小手を決め逆転優勝に導いた今治精華・高橋(左)=県武道館
「見出し エースが勝負決める 今治精華」2022年12月25日付愛媛新聞(掲載許可番号:d20221227-02)
11月に行われた剣道新人大会では男女ともに団体優勝(女子初、男子は2度目)となりましたが、今回の選抜大会では男子が惜しくも決勝で敗れ、男女ともに全国大会出場とはなりませんでした。女子剣道部に関しては、6月に県総体で初優勝、11月の新人大会、今大会と3大会連続で愛媛県の頂点に立ち、2023年3月、愛知県で行われる全国大会に出場します。
生徒たちは、それぞれが次に向けて頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
▽男子団体 準優勝
準々決勝 今治精華 2 – 1 丹原
準決勝 今治精華 3 – 1 松山北
決勝 今治精華 1 – 1 帝京第五
(代表負け)
▽女子団体 優勝
1回戦 今治精華 3 – 0 帝京第五
準決勝 今治精華 0 – 0 今治西
(代表勝ち)
決勝 今治精華 2 – 2 済美
(本数勝ち)
【第69回愛媛県高等学校剣道新人大会 結果】
令和4年度、第69回愛媛県高等学校剣道新人大会に出場し、男女ともに団体優勝というすばらしい結果となりました。
11月12日(土)・13日(日)・・・愛媛県武道館
≪女子団体≫ 優勝
1回戦 今治精華(勝利) 2 – 0 松山商業
準決勝 今治精華(勝利) 3 – 0 内子
決勝 今治精華(勝利) 1 – 0 済美
≪男子団体≫ 優勝
1回戦 今治精華 シード
2回戦 今治精華(勝利) 3 – 0 新居浜高専
準々決勝 今治精華(勝利) 2 – 0 松山北
準決勝 今治精華(勝利) 1 – 0 帝京第五
決勝 今治精華(勝利) 2 – 1 新田
≪女子個人≫ 高橋(2年) 2月の四国大会出場権獲得(ベスト8以上)
高橋 ベスト8
今治精華高校剣道部の部訓「勇往邁進」
その言葉が示す通り、部員一同恐れることなく、各人が掲げる目標に向かって毎日ひたすら稽古に励んでいます。
それは決して剣道の技術や体力だけを磨き、鍛えているわけではなく、将来、どのような苦難にも耐えられるだけの心の強さを身に付けることも大切にしています。
今回の県総合体育大会では、OB、OG、保護者、地域の方々からたくさんの応援をいただきました。そして、日ごろの成果として男子団体3位、女子団体優勝という結果に結びつきました。
ただし、この結果は生徒たちにとって長い人生の通過点であり、これからも努力を惜しまず邁進し続けてもらいたいと考えます。
女子団体は、8月にインターハイに出場します。
OB、OG、保護者をはじめ、たくさんの人たちによって、生徒たちの心は支えられております。今後とも、応援よろしくお願いいたします。
今治精華高等学校剣道部顧問 髙橋照知
【2022年6月6日(月) 愛媛新聞掲載 掲載許可番号:d20220608-01】