3月となり、、、

3月となり、、、

 三月となり、つい先日本校でも卒業式が挙行され、普通科Ⅱコースからは、22名の生徒が卒業をしました。この数週間、特に卒業式では入学からの三年間を振り返ることが、とても多かったです。入学当初から、明るく周囲の子たちに積極的に声を掛けて和ませる子もいれば、何も話すことができずに座ったままで静かにいる子、人と話すよりも本を読んでいた方が落ち着くと言っていた子など、いろんな種が教室に集まりました。生徒は、半分が今治市内、残り半分は今治市外(四国中央市から松山方面まで)と全く違う地元から通っているため、地域のネタであったり、好きなゲーム、マンガ、音楽など、少しずついろんなことを話し合っているうちに互いに打ち解けていきます。気が付くと、静かな雰囲気のクラスは、明るいクラスとなっていました。

 そんな彼らにとって、今年の一年間はとても大きな一年間になったのではないかと思います。本校では、昨年の四月からの一か月間は、時間短縮、休校、分散登校といった、例年にないスタートとなりました。これから進路に向かっていく三年生にとっては、自分たちの未来に対する不安をさらに募らせたのではないでしょうか。あわせて、行事の中止や延期といった変更などが続き、思い描いた学校生活とはならず、歯がゆさ、辛さ、苦しさを感じていたのではないかと思います。そんな複雑な思いを抱えながらも、しっかりと学校生活を送り、卒業式を迎えました。式後に、生徒たちと話したときに、明るく屈託のない笑顔を見ると、こちらが泣きそうになるくらいに嬉しく思いました。22の種は紆余曲折があっても、こんなに成長したのだとあらためて感じました。だからこそ、我々普通科Ⅱコースの教員も、四月にどんな花を咲かせる種が教室に集まるのか楽しみです。中学から高校へと進学をすることで、子供たちにとって大きな環境の変化となります。不安を抱えているのは当然だとは思いますが、できることなら楽しみに思ってもらえればうれしいです。入学式まで、あと一か月となります。生活リズムを意識してくださいね。